隠れ背骨ねじれ!?隠れ反り腰!?
隠れ背骨ねじれ!?隠れ反り腰!?
目次
- 隠れ背骨ねじれ
- 反り腰に見えない隠れ反り腰
- 背骨にフォーカスし見えてきたこと
- 背中(背骨)の柔軟性チェック
- ちゃんと変わっていると嬉しくなった
- 自分が反り腰だとは思っていなかった
隠れ背骨ねじれ
オンラインパーソナルレッスンコース(パーソナル・コンプリートコース)のご受講生Aさんのお話をご紹介します。
Aさんは、私Norikoと同世代(アラカン)の方で、パーソナルレッスンコースをスタートされて、半年経ちました。
レッスンをスタートされたばかりの頃に、『寝返りを打つと腰が痛い…。えっ!?痛くない!』という記事で一度ご紹介している方です。
初回レッスン時のAさんは、『寝返りを打った瞬間に腰がズレたかのようにグキッと痛み、目が覚めてしまう』と、とても悩まれていました。
仰向け寝を拝見すると、下の画像の向かって左の写真のように、寝転がると頭の位置と足の位置がズレていました。
ズレていた根本原因は、床やベッドに座り込む動作…股関節の屈曲・膝の屈曲・足関節の屈曲すべてに誤りがあったことだったので、その動作のクセを修正し寝転がって頂いたのが、向かって右のアフター写真です。
とても悩まれていたことが、動作のクセの改善であっさりと解消したため、当時Aさんは大変驚かれていました。
ですが、立っている姿勢を拝見すると、お体がねじれているという印象ではありませんでした。
下の画像の向かって左が、初回レッスン前の後ろ姿です。
Aさんは一見、
- 頭が傾いて見えない。
- 肩や腰の高さに左右差があるように見えない。
- 脚の形に左右差があるように見えない。
でも、細かくバランスや動作を拝見したところ、実は背骨がとてもねじれていました。
その背骨のねじれを少しずつ解消させていった6か月後の後ろ姿が、向かって右の写真です。
背骨がねじれていると体の空間が潰れて横幅が広くなり、背骨のねじれが解消していくと立体的になり横幅がスッキリするのですが、Aさんはそれを体現されています。
体重は変わっておられないのに、まるでダイエットしたみたいにスッキリされています^^
実は、こうした隠れ背骨ねじれの方は非常に多く、ねじれる方向を変えながら辻褄を合わせた状態で立たれています。
その背骨のねじれ方が複雑になり、軸がズレてくると『側弯症』と、診断されるようになります。
ご受講生の中には、40代の頃は大丈夫だったのに、50代になり『側弯症』と診断されるようになったという方が何人かおられますが、
突然そうなったとは考えにくく、もっと以前からある背骨のねじれが年々増していき、50代でレントゲンでも湾曲がわかるようになったということです。
反り腰に見えない隠れ反り腰
Aさんのお体を拝見して、一番の問題だと感じていたことは、ストレートネックで首が起きていないことでした。
その根本原因は、隠れ反り腰!!
いかがですか?
向かって左のビフォー写真をご覧になり、反り腰だと感じますか?
反り腰と言えば、下の画像のイメージではないでしょうか?
上の画像の反り腰とは異なっていましたが、Aさんは完全に反り腰でした。
なので、隠れ反り腰を解消させるための取り組みを、背骨のねじれを解消させる取り組みとともに行って頂いたことで、ストレートネックだった首が起きてきたのです。
※ご紹介している写真やメッセージは全て、ご本人の許可を頂いています。
背骨にフォーカスし見えてきたこと
2ヶ月ほど前から、パーソナルレッスンコースで背骨にフォーカスするレッスンを始めました。
この2ヶ月の間に、さらに見えてきたことがいくつかあり、側湾症の方のねじれ方もそうでない方のねじれ方もより明確になってきて、最近は、ねじれのパターンに合わせて、背骨に影響を与える喉の歪みにもフォーカスしお伝えしています。
背骨がねじれていたら、首はどうしたって起こせません。
背骨がねじれている方が首を起こすには、反り腰になるしかありません。
背骨のねじれが強い方は、顎がズレ口が開けにくくなったり、喉もねじれているため飲み込むことが苦手でむせやすいです。
肋骨の動きに制限がかかり、呼吸も浅くなりがちです。
また、肩甲骨の位置も背骨のねじれにより変わってしまうため、片側の肩甲骨の内側がいつも緊張していたり、片側の腕の付け根がいつも詰まっていると感じるなど、腕の痛みや痺れを伴うこともあるのです。
背中(背骨)の柔軟性チェック
背中の柔軟性をチェックしてみましょう。
下の動画のように、三角座り(体育座り)で、膝におでこをつけてみましょう。
いかがですか?
すんなり膝におでこをつけることができましたか?
でんぐり返し(前転)を体育の授業で練習していた小学生の頃なら、簡単にできたと思われますが、40歳以上の方はいかがでしょうか?
鼻はつけられるけれど、おでこはつけられなかったり、つけられてもキツいと感じる方は、背中の柔軟性が失われていしまっています。
背中を丸めると猫背になるイメージがありますが、背中を丸められないほうが猫背になってしまいますよ。
この記事でご紹介しているAさんは、レッスン前は猫背でストレートネックだったため、背中のねじれを取り、丸めるところから体を起こす練習をしたのです。
背中が丸められない方は、少しずつ、おでこが膝に近づくようにしていきましょう。
ちゃんと変わっていると嬉しくなった
半年の変化をご覧になったAさんから頂いたメッセージです。
レッスンありがとうございました!
半年前とのビフォーアフター、思わず笑ってしまいました!
半年前の自分、体も雰囲気も重そう~^^
YURUKUを始めてから、明らかに心も身体も軽くなったのは日々実感しているのですが、見た目の変化はあまり実感していませんでした。
でも、ちゃんと変わってるんだなと嬉しくなりました〜^^
本当にありがとうございます!
そして、毎回『隠れ〇〇』を暴いてくれるNoriko先生に驚きを隠せません!
今後もマニアックなレッスンを楽しみにしております^^
さらに、写真やメッセージのご紹介を快諾頂いたお礼に対する嬉しいご返信を頂きました。
いえいえ、私も皆さんの記事で励まされたり、気付かされたりしています!
同年代の友人達も不調を抱えていますが、年だから仕方ないねーなんて言っています。
いくつからでも、今より良くなることを知ってほしいですね!
YURUKUの本質が、たくさんの方に届きますように〜☆
自分が反り腰だとは思っていなかった
他にも、隠れ反り腰だった方受講生Nさんから頂いたメッセージをご紹介します。
レッスンありがとうございました!
反り腰、ポイントだったかもしれません。
あれから腰が痛くないです!しかも腕と足のダルさもないです!
今日も衝撃の事実がたくさん判明しました。
1.背骨が埋まっていた
2.何もないところで躓くのは足が上がっていないからだと思って張り切って足を上げていた
3.自分が反り腰だと思っていなかった(あれだけ反り腰と言われてるのに!)