反対咬合(受け口)が改善したNさん・予想外に良くなった3つのこと

反対咬合(受け口)が改善したNさん

過去記事でご紹介した、反対咬合(受け口)が改善したパーソナル・コンプリートコース受講生のNさんがコースを終了されました。

過去記事はこちらです。

Nさんの受講動機は、形が良くない脚、不調のある左肩、ひどい外反母趾を改善させることで、反対咬合が改善するとは思っておられませんでした。

なぜなら、子供の頃から反対咬合で、ご家族もやはり反対咬合でいらっしゃること、また、矯正歯科で歯の根っこが通常より短く矯正はやめておいた方が良いとの診断だったからです。

Nさんの顎のバランスの崩れは、顎を歪ませるクセだけでなく、脚がねじれる日常動作も原因となっていて、レッスンが進むにつれ改善していったのです。※姿勢改善による変化であり、治療目的でのレッスンは行なっておりません。

顎の歪みが取れてくると、とても嬉しいことがありますよ。

それは、Nさんのアフター写真のように、お顔が小さくなることです^ ^

予想外に良くなったことが3つ

パーソナルレッスンコース終了後にメッセージを頂き、掲載を許可してくださったのでご紹介いたします。

1年半ありがとうございました。レッスンが楽しみであっという間でした。

呼吸力アップ講座、美脚講座、美腕講座を受講して、以前はどう頑張っても隙間が大きく開いていた膝下が頑張ればつく、ぐらいに改善したのですが、そこからどうしてよいかわからずにいました。

ノリコ先生のブログを見て、「顎のずれ」「頭のずれ」の話が出てきて、思い当たるところがあったのですが、自分ではどうしてよいかわからず、パーソナルを受講しました。

まず、顎のずれ、頭のずれの解消から入り、腕や脚のねじれをとることをあれやこれやといろいろやってきましたが、私の場合は何かで劇的によくなったというよりは、少しずつおかしいところが治ってきた、という感じだったと思います。

左の肩と腕は最後までしつこく残りましたが、最後のレッスンを終えて膝の伸ばし方に気を付けていたら、少しずつ痛みを感じないで動かせることができるようになり、あとちょっとのところまできています。

もともと脚の形が悪いこと、左肩が何をしても一日中ずっと気になること、右の外反母趾がひどいことが改善したらいいなと思い、実際に改善したのですが、そのほかに予想外に良くなったことが3つありました。

1つ目は反対咬合が改善したことです。

顔も少し変わり、今まで気が抜けていると顎が突き出たような姿勢になっていて、写真をみてがっかりしていたのですが、自然によい頭の位置になり、肩こりもよくなりました。
姿勢や頭の位置がかみ合わせにまで大きく影響していたんですね。

2つ目は横向けに寝るのがしんどくなくなったことです。

以前は骨盤が横に広がっていたせいか横向けに寝ると、体がまがったような感じになり寝にくかったのですが、自然に横になれるようになりました。

3つ目は、長時間歩いたり、立ちっぱなしでもぜんぜん疲れなくなったことです。

階段も大嫌いだったのですが楽に登れるようになりました。
これまで偏った脚の使い方をしていたのが、全体を使えるようになったからかなと思っています。

なんだかんだ言ってこれが一番大きいです。

年をとってだんだん体力がなくなってくるのかと思ったら、歩くことに関してはこれまでよりもずっと楽にできるようになるなんて思ってもみませんでした。

今までどれだけ脚に無駄な負荷をかけていたんだろうと思います。

レッスンでは毎回新たな気づきがあり、良くなっていくので、この後自分で更によくしていけるのか心配ではあるのですが、いつまでもというわけにもいかないので、しばらく自分でいろいろきをつけてみようと思います。

また迷ったときはレッスンにおじゃますると思います。よろしくおねがいします。

年をとることについて

Nさんは50代前半の方です。

一般的に、50代は機能的な劣化が進み、これまでの生活習慣のツケが心身の様々な不調となって現れ始める時期だと言われています。

また、更年期を迎える時期でもあるので、今まで経験したことがない不調を感じる人も少なくありません。

メッセージに書かれていたように、Nさんは「年をとってだんだん体力がなくなってくる」ことが、当たり前のことと思っておられたようです。

でも、Nさんは今、若い頃より楽に立ち歩けるようになられました!
改善させる手立てがなかった、子供の頃からの反対咬合が思いがけず改善しました!

レッスンでは、筋トレやストレッチなどのトレーニングはしませんし、セルフケアもその時に必要なものを少しだけで、あまりやった気がしない宿題をこなして頂いています。

年をとると体力が無くなるのは当たり前ならば、体力増強のトレーニングをしたわけではないNさんが、長時間歩いても疲れない体になるなんてあり得ないことになりますね。

重力のある世界で、不良な日常動作でバランスを崩せば、重力による負荷がドン!と体にかかります。
そのため、少し歩いただけで疲れる、体が痛い…など、体力の無さや不調に嘆くようになってしまうのです。

多くの人に、バランス良く過ごすことを何より優先させて頂きたいなと私は思っています。

50代は、60代を快適に過ごすための本当に本当に大切な準備期間。

今の体は、過去の自分自身が作ったものであり、将来の体は、今の自分自身が作っているのです。

「年だから」と体をだましだまし使い続けるのではなく、Nさんのように、将来の自分のために、重力を味方につけられるバランスで立ち歩くことができるようになりませんか?

私事ですが、あと数日で60歳を迎えます!

いよいよ70代を快適に過ごすための準備期間がスタートします!


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