40歳以上の方に読んでほしい姿勢改善・歩き方矯正についての辛口ブログ

姿勢改善・歩き方矯正についての辛口ブログ

タイトルの通り、今日は、40代以上の方に読んでいただきたい姿勢改善歩き方矯正の取り組みについての辛口ブログを書きます。

私は、こちらのYURUKU®公式ブログ以外に、アメーバブログ・インスタグラム・フェイスブック・ピンタレスト…といったSNSでの発信も行っています。

発信と言っても、主に姿勢改善歩き方矯正についての考え方や健康常識についての疑問点や講座案内などで、セルフケア法やトレーニング法の動画をアップし続けるということは行っていません。

なぜなら、方法を足すのではなく減らしていける体を目指していただきたいという考えを持っているからです。

探し求めている人ほど上手くいかない

正直なところ、体の歪みがあまり無くバランス感覚が優れている方だと、どのようなトレーニング法でもすんなりこなせ、結果も出せると思われますが、

そうでない方だと、非常に単純な動き…例えば膝を曲げたり腕を上げるといった動きであっても方向がズレていることで痛みが出たり、同じ動きができなかったりします。

前者の、体の歪みがあまり無くバランス感覚に優れている方は、不調や体型悪化が起きにくいため、そうした姿勢改善歩き方矯正のためのトレーニング方法は特に必要なくSNSでは探さないでしょう。

一方、姿勢歩き方が良くなるトレーニング法は無いものか…と探されるのは後者の方々なので、トレーニング動画には、「よくわからない」「うまくできない」「痛くなる」「続けていたら良くなりますか?」といったコメントをよく見かけます。

メソッド難民になる理由

オンラインサロンで一番最初に行った姿勢改善エクササイズが、写真のように腕を上げて肩甲骨を動かすものでした。

非常に簡単な動きなのですが、初っ端からコメントが大量につきました。

ゴリゴリ音が鳴る」「座っていると股関節が詰まった感じがする」「腰が痛い」「背中が痛い」「腕が痛い」「左右同じ動きができない」などなど、その数124コメント!!(私からの返信を含んでいません。)

低い椅子に座って取り組んで頂くものだったのですが、低い椅子に座るというところから上手くいかない方もおられました。

そして、なんと!この動きに半年以上かけたのです。

はじめてこの姿勢改善エクササイズをお伝えした時にいただいたコメントにはこう書かれていました。

そして、当時アメブロの記事にこんなことを書きました。

オンラインサロンをオープンして半月経ちましたが、エクササイズはまだたったの一つで、この一つに半月経ってもたっぷりコメントがつきます。

一見簡単そうな姿勢改善エクササイズですが、結構みなさん苦戦されています。

そのため、根本原因を探る練習をして頂いています。(現在は有料動画サイトでエクササイズも練習の仕方もご紹介しています。)

左右同じように腕を動かせていると思っていたのに、実際は単なる思い込みでしか無いことに気づいたりするので、メンバーさんたちは色々とビックリされています。

世の中の多くの方が、メソッド難民※になられています。

数多くのトレーニング動画がSNSで公開され、メソッド本やメソッドDVDが頻繁に発売されています。

「○○だけ!」など目新しいタイトルを見て
このメソッドだったらいけるかも!
あのメソッドだったらいけるかも!
と、手を出しては挫折する‥
そう繰り返した経験はありませんか?

そうした難民になる理由は、上手くいかない時に、「これは私には合わないわ」「年だから…」「筋肉が衰えているから…」と片付けてしまい、上手くいかない根本原因を探ろうとしていないからです。

※かく言う私も、20~30代の頃、メソッド難民でした^^;

背骨のねじれを侮ってはダメ

現在、パーソナルコースで不調にお困りの方々のレッスンを多数行っており、背骨のねじれにフォーカスしています。

私たちの体は左右非対称なので、完全なる左右対称を目指すことなど不可能ですが、不調があったり体型が崩れてきたと感じておられるなら見直す必要があると私は思っています。

右だけ…左だけ…と不調がある方々は、顔が正面を向いていても、実際は正面ではないバランスで立たれています。

肩や腰の高さ、ウエストのくびれ方、太ももの太さなとが左右で異なる場合も含まれます。

この画像は、大げさな表現ではありません。

背骨がねじれ、足が体の正面を向いているのに、お顔は横を向くバランスになってしまっている場合が多々あるのです。

そうしたバランスのままで、視覚に頼り、頭部や首の筋肉を緊張させて顔を正面に向け、肩関節や肩甲骨・肘関節・手関節周りの筋肉を緊張させ腕を正面に向けて使い、骨盤・股関節・膝関節・足関節周辺の筋肉を緊張させて脚を正面に向けて使っているということです。

その状態だと、誰でもできそうな非常に簡単な動きでも、左右差のあるおかしな動きになり、体に負担をかけ続けてしまうのです。

歩き方にはそうしたブレが表れているのです。

また、背骨のねじれは、脳や神経にも影響を及ぼしてしまいます。

頭蓋骨から仙骨にかけて、脳脊髄液という、脳と神経を保護し栄養を与え老廃物を排出させてくれる体液が流れています。

背骨がねじれ、脳脊髄液の流れが滞ってしまうと以下のようなことが起こると言われています。

・筋肉が硬くなる
・免疫力が低下する
・自律神経が乱れる
・ホルモンバランスが乱れる
・頭痛が起きる
などです。

このように、心身ともに辛い状態を招いてしまうのです。

40代~60代の方々に問います

探し求めている人ほど上手くいかない』でお話したように、体の歪みがあまり無くバランス感覚が優れている方だと、どのようなトレーニング法でもすんなりこなせ結果も出せますので、お気に入りのトレーニングを続けてください。

ですが、不調を抱えている方や体型が崩れたと感じている方は、なぜそうなってしまったのか根本原因を探ること無く、手当たり次第にトレーニングを増やすことは、義務感に縛られる結果になってしまいますよ。
※自分の体の理解無く筋トレメニューを増やすばかりだった、以前の私がそうでした。

40代~60代の方々に問います。
今なさっている体作りを、いくつになっても心身ともに負担なく続ける自信はありますか?

自分を知って、自分にとって本当に必要なものをチョイスできることが、シンプルに心穏やかに生きていくためのコツ。

体作りも同じですよ。

#歩き方矯正 #姿勢改善

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