生理痛ひどい原因が腕の使い方に?!

生理痛がひどいのは体質?

生理痛でお悩みの方にお読み頂きたくてこの記事を書いています。

まずは、生理生理痛の原因について。

生理(月経)について

生理(月経)は、排卵され受精しなかった場合に、不要になった子宮内膜が血液とともに体外に排出される現象のことです。

思春期に始まって閉経するまでの間、約28日周期で5日間ほど出血が続きます。

生理痛(月経痛)

生理痛(月経痛)は、生理が始まると同時または数日前から生じる不快な症状の一つで、同期間に増えるプロスタグランジンと呼ばれる、経血を体外に排出するために子宮の収縮を促すホルモンが関与していると言われています。

生理痛自体は病気ではありませんが、生理痛がひどい場合、子宮内膜症子宮筋腫などが原因となっていることもあるため注意が必要です。

のたうち回るほどの痛みが無くなったMさん

ひどい生理痛に悩まされていたのに、痛みが無くなったMさんのお話です。

強い薬を飲まないと立ち上がれない。
のたうち回るほど痛い。
そんな酷い生理痛が無くなったとMさんよりご報告をいただきました。

Mさんは、ご報告をくださった5ヶ月前からパーソナルレッスンを受講されている30代の方です。

3人目のお子さんを出産された後、生理が始まった時は、生理痛で仙骨周りと腰がだるくて寝込みたいくらいだったそうです。

ところが、次の生理の時は、生理痛が全く無く、25年ぶりくらいの無痛だったのだとか。

その2回目の生理が始まる前に何をされたのか、お話しします。

ひどい生理痛の原因が腕の使い方?!

信じられないかもしれませんが、Mさんがせっせと取り組まれたことは腕の使い方の見直しです。

Mさんは、右腕と左腕の使い方のクセも、不調の出方も異なっていました。

上腕(二の腕)を動かす筋肉は、肩甲骨や鎖骨に付着しているため、腕の使い方が良くないと、肩甲骨と鎖骨の位置がズレてしまいます。

その使い方が左右で異なると、肩甲骨と鎖骨のズレ方も左右で異なり、背骨をアンバランスに引っ張り歪ませてしまうのです。

ちなみに、背骨の歪みが強い側弯症の方は特に、腕の使い方に問題がありますよ。

背骨が歪むと、背中側の空間が狭くなる上に、ひねりが加わります。
しかも、呼吸も浅くなりやすく横隔膜が上に上がりにくいため、横隔膜の下の子宮が収まる空間「腹腔」はかなり狭くなってしまうと考えられます。

「腹腔」には、臓器がこんなにもぎっしり詰まっています。

腹腔内が広くても狭くても、中に収まる内臓の量は変わらないので、狭い腹腔内では内臓がおしくらまんじゅう状態です。

そのような状態の中で、子宮は、生理の時期に経血を体外に排出するために収縮するのです。

腹腔が狭いことが、生理痛に関係があると考えられませんか?

さらに、背骨の歪みは、脳脊髄液という背骨の中に存在する自律神経に関わる体液の流れを悪化させてしまいます。

その結果、ホルモンバランスの乱れも引き起こしてしまう可能性があるのです。

更年期障害が、姿勢改善により解消した受講生が少なくないのは、背骨の歪みが改善して脳脊髄液の流れが良くなり、ホルモンバランスが整ったからだと考えられます。

生理にまつわるお悩みも、ホルモンバランスの乱れが関係しているはずです。

また、生理前に心身の不調が表れるPMS(月経前症候群)も排卵後の黄体期に、女性ホルモンの「エストロゲン」と「プロゲステロン」の変化が急激に訪れることで起こると言われています。

腕の使い方に問題がある人は…

腕の使い方に問題がある人の状態をご紹介します。

  • 水やりや、ポットでお湯を注ぐときなど、肘を張り肩を上げたり、体を傾けないとできない人
  • 片側の肩甲骨の内側がコル人
  • 片側の肋骨側面が詰まった感じがする人
  • 腱鞘炎になりやすい人
  • 肘の外側が張っている人
  • 手の甲から肘にかけて張っている人
  • 親指の付け根が盛り上がっている人
  • 親指が横を向いている人
  • 常に肩が上がっている人
  • 首が動かしにくい人
  • 腰が反りやすい人
  • 背中がいつも緊張している人
  • 手に力が入りにくい人

など、たくさんあります。

手や腕は、体の中でもっとも使っている箇所なのに、もっとも使えていないと私は思っています。

腕の使い方をより良くする簡単な方法

ここで、非常に簡単に、腕の使い方をより良くする方法をご紹介します。

手を使う時は、対象物に手を持っていくと思うのですが、良い使い方ができていないと感じる方は、まずは肘を対象物に向けてから手を使うようにしてみて下さい。

もちろん、全身のバランスを取っていくことを忘れてはいけませんが、上記の方法で手を使うと、いつもとは違うと感じられるはずですよ。

ぜひお試しください!

生理痛が無くなった方々からのメッセージ

まずは、前述のMさん(30代)からのメッセージ。

全文はこちらです。

おはようございます。

産後の生理が再開して、2回目が来ました。
なんと今回…生理痛が全くなかったんです!25年ぶりくらいの無痛でした!

産後は楽になるとは言いますが…ここまで痛みがなかったのは初めてです。
生理前の鈍痛や若干のむくみみたいなのはありましたが、気にならない程度でした。

1回目の時は、とにかく仙骨周りと腰がだるくて寝込みたいくらいだったのに、不思議でなりません。

今までは、生理初日と二日目は強い薬を飲まないと立ち上がれなくてのたうち回るほどの痛みだったのに…。

今回は二日目でも子供3人追いかけ回してもへっちゃら!なくらい普通に過ごせました!

背骨の歪み、恐るべし!ですね。

嬉しかったので忘れないうちに早めのご報告です〜

続いて、6か月前からパーソナルレッスンをご受講くださっているRさん(40代)から頂いたメッセージをご紹介します。

全文です。

今日はレッスンありがとうございました!

生理痛についてですが、私は生理前日にお腹からお尻にかけて差し込むような痛みが突然やってきて歩くも座るも痛くなるため頓服を飲んでました。

あと生理の1日目と2日目も腰が重だるく、お尻あたりが痛くなって薬を飲んでいました。

この2ヶ月程は生理前の差し込む痛みを感じず生理がやってきて、量や痛みが全体的に軽くなっています^^

なにより今月は30代からの悩みだった頻尿がとーーっても良くなって普通の人間レベルになりました!

夜中に2〜3回は起きておトイレ、昼間も突然おトイレに行きたくなるとガマンが難しく、尿もれはありませんがそのうち漏れ始めそうでドキドキしてました。

普通なら病院や薬に頼るところですがウォーキングのおかげで良くなったと周りに話しても信じてはもらえませんが。。

50歳前にして若返っていけてるようで毎日ウキウキしています!

頻尿や尿漏れも、腹腔が狭いことで起きていると私は思っています。

悩まなくても済むことで悩んでいる

Rさんのメッセージの最後に書かれていた「普通なら病院や薬に頼るところですがウォーキングのおかげで良くなったと周りに話しても信じてはもらえませんが。。」に苦笑しました。

そうなんです…。
ツラいトレーニングゼロで、力でコントロールしない姿勢づくりと歩き方をお伝えする中で、たくさんの方にミラクルが起きているのですが、なかなか信じてもらえません。

この記事を読まれた方の中にも、「眉唾もの」と思われた方がおられるかもしれません。
でも、受講生の方々にご協力をいただきながら、実際に起きたことばかりご紹介しています。

もちろん絶対良くなるなど言えないません。

でも、悩まなくても済むことで悩んでいる方は他にもたくさんおられるのではないか…と思い、こうして時間を見つけては記事を書いています。

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