寝返りを打つと腰が痛い…。えっ!?痛くない!
オンラインパーソナルレッスンコース(パーソナル・コンプリートコース)のご受講生Aさんは、今月レッスンをスタートされたばかりの方。
6年前に私のブログを見つけて下さり、いつか受講しようと思いつつタイミングが合わず今になったとおっしゃっていました。
私Norikoと同年代のAさん。
お体に様々な不調を感じておられ、それらを改善させたいとのことで、パーソナルコースにいらっしゃいました。
寝返りを打つと腰が痛い
Aさんのお悩みには、『寝返りを打つと腰が痛い』というものがありました。
なんでも、夜眠っていて寝返りを打った瞬間に腰がズレたかのようにグキッと痛み、目が覚めてしまうとのことでした。
毎晩、痛みで起こされてしまうとは、とても辛いですね。
ですが、その寝返りを打つと腰が痛い原因がわかりましたので、1回目のレッスンで解消させることができました。
真っすぐに寝られていない
向かって左の写真は、Aさんのいつもの仰向け寝で、向かって右の写真は、レッスン後の仰向け寝です。
左の写真も右の写真も、同じ位置に腰を下ろして仰向け寝になって頂いたのですが、いつもの仰向け寝は足と頭の位置がかなりズレていました。
足と頭の位置がズレているのだから、単純に足を頭の真下に移動させたら良いのでは?と考える方が少なくないかもしれませんが、背骨がねじれたまま寝ていることには変わりないので、寝返りを打つと腰が痛くなることは解消されませんし、それではいつまで経っても真っすぐに寝ることはできません。
寝返り時の腰の痛みの根本原因
Aさんがなぜ、寝返りを打つと腰が痛くなっていたのか、その根本原因は、床やベッドに座り込む動作に誤りがあることでした。
床やベッドに座り込む動作なのですから、股関節の屈曲・膝の屈曲・足関節の屈曲すべてに誤りがあったということです。
しかも、その動きに左右差があったため、腰の痛みが強く出てしまったのです。
練習したことは、良い動作をお体で覚えて頂くように繰り返しただけで、セルフケアなどの調整法は何も行っておりません。
アフター写真の真っすぐの仰向け寝は、床に座り込む動作および寝転がる動作をやり直していただいての結果なのです。
真っすぐに寝られるようになったAさんに、寝返りを試していただくと、「えっ!?痛くないです!!」と、とても驚いておられました。
そしてその直後に笑顔いっぱいになられたので、不安を一つ払拭するお手伝いができて本当に良かったと思いました。
こんなに楽に眠れるなんて!
レッスン後に、Aさんから頂いたメッセージです。
写真とともにご紹介することを快諾くださいました。
私の三日月寝が、どなたかの役に立つなら、どうぞご紹介ください^^
初心者の私がいきなりパーソナルに申し込めたのも、皆さんの記事からたくさん勇気をもらったからです!
いつも寝返りを打つ度に体の強張りや痛みがあって、体勢を変えるのに苦労していたのに、全く意識せずに朝まで眠れていました。
当然、起きる時に身体のこわばりは無く、本当に身体が楽です!
簡単な動作ひとつでこんなに楽に眠れるなんて!
嬉しかったので、ご報告させていただきました^^
長年の疑問が解き明かされていくのがとてもうれしいです。
これだけでも、本当にパーソナルに申し込んで良かったと思っています!
これから”地道”に当たり前になるように意識していきます^^
痛いところがあると…
痛いところがあると、その痛みのある個所を狙ってセルフケアをしたりストレッチをする方がたくさんおられますが、Aさんのように、その痛みの根本原因が日常的に繰り返される動作によるものだとすると、一時的に楽になることができたとしても、その誤った動作を変えない限りまた痛みは出てしまうのです。
でも、根本原因を理解して、痛みが出ない動きを再現できれば、あとは元々のクセが出なくなるまで修正を繰り返すのみで痛みは回避できることが多いのです。
痛みが出ない動きを再現できるようになってからは、『良い動きができたときは痛くない。悪い動きをしたときは痛い。』というように、うっかり元々のクセが出てしまっても、体が痛みのサインを出してくれるので、その声に従って修正していけば良いのです。
筋トレ・ストレッチなどのトレーニングを20年以上行わず、日常動作オンリーで体作りをしてきた、59歳(2023年現在)の私Norikoの体の変化はプロフィールをご覧ください。
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