側弯症 自分で治す方法「改善せず困り果てている方々に出会ってほしい」

オンラインパーソナルレッスンコースパーソナル・コンプリートコース)のご受講生は、YURUKUの他の講座と比べお体の不調に悩まれている方が非常にたくさんおられます。

日常生活がままならなくなるほどの不調がある方もいらっしゃいます。

どのようなトレーニングセルフケアを試みてもお体がつらく、YURUKU講座の中でもゆるやかでご高齢の方にも取り組んで頂けるメソッド『椅子ゆるく体操』ですら痛みでうまく動けず、病院に行けば手術しかないという診断になる方々です。

その中のお二人、KさんとIさんのお話です。

Kさんは海外在住で、コロナ禍前に帰国された時に1day講座を受講されたことがある方なのですが、オンライン講座がスタートしたことで継続して受け取って頂けるようになり今に至ります。

Iさんは日本在住で、約1年前にYURUKUを見つけて頂き、はじめからパーソナルレッスンコース受講ご希望で、まずはオンラインで3ステップ講座(現在のトータルバランス姿勢・歩き方講座)を受講されました。

お二人とも、側弯症による体の痛みに苦しんでおられました。

側弯症とは

側弯症とは、通常は正面から見ると真っすぐに並んでいる背骨が、ねじれ曲がっている病気のことです。

最も多いのは『特発性側弯症』で、原因がはっきりしない側弯症です。
思春期の女子に多く見られると言われており、側弯症の80%ほどを占めているそうです。

側弯症には、『機能性側弯症』と『構築性側弯症』の2タイプがあるそうです。
『機能性側弯症』は、姿勢の悪さなどが原因で一時的に生じたもので、背骨自体には異常が無いため姿勢矯正で改善させることができ、『構築性側弯症』は、背骨がねじれ(回旋)て簡単には治らない状態で、原因不明の場合が多いと言われています。

治療法は、軽度の場合は経過観察、ねじれが強くなってきたら背骨を真っすぐにする矯正装具(コルセット)着用、ねじれがかなり強くなってしまったら背骨を真っすぐにする矯正手術があるようです。

パーソナルレッスンにいらしている側弯症の方々は、手術しかないと診断された方がほとんどですので、後者の『構築性側弯症』だと考えられます。

側弯症の原因と考えられること

こちらの写真は、全てオンラインパーソナルレッスンコースのご受講生です。

パーソナルレッスンにいらしている側弯症の方々は、原因不明の場合が多い『構築性側弯症』だと考えられるとお話しましたが、こちらの方々も様々な機関で「治らない」「手術しかない」と言われてきた方々です。

お体に触れることが一切ないオンラインレッスンで、ここまでお体のねじれが取れましたが、何をしたかというと、日常動作のクセの理解と修正です。

その都度、各関節のねじれをほどく調整法(セルフケア)や呼吸法もお伝えしていますが、そちらがメインではなく、日常動作のクセを知り日々そのクセに気づき、気づくたびに修正しながら全身のバランスを整えて頂くことがメインです。

そうすることで、成す術の無かったお体のねじれが緩和しておられるわけですから、原因は日常動作のクセだと考えられるのです。

日常動作にクセのある方は、例えば口の開閉1回だけでも頭部も首も歪みますし、膝の曲げ伸ばし1回だけでも骨盤は歪みますし、肘の曲げ伸ばし1回だけでも肩の関節がねじれるのです。

特に女性は、女性特有の動作のクセがあり脚自体がねじれている方が非常に多いです。

そのため、側弯症で最も多いと言われる原因不明の『特発性側弯症』の発症が、思春期の女子に多いというのも、股関節や膝の痛みなど関節疾患の発症が男性より女性の方が多いと言われているのも、私は大いに納得しています。

日常の単純な動きで歪むということは、トレーニングセルフケアに取り組む以前の問題であり、それらに取り組む動き自体にクセがあるわけですから、たとえ良いトレーニングやセルフケアであっても効果は出にくいため、これまで何をやってもうまくいかなかったことは当然に思うのです。

側弯症は小学生の頃から

KさんもIさんも小学生の頃から、側弯症と付き合ってきたとおっしゃいます。

Kさんは、11歳の時に発症し、大阪から東京にある東大病院に年1~2回通ったそうです。
はじめの頃はコルセットを起きている間は着けるようにと言われ、歪みが強くなってきた頃には、もう少し側弯の角度が強くなると手術をするようにと言われたことで通院をやめたのだとか。

その後、高校生の頃に定期的に通っていた整体院で、背骨の一か所がボコっとズレているので、「怖くて調整できない。ごめんね。」と断られ、それ以来調整してもらえるところには出会えなかったそうです。

スポーツは何もできない。ゆるやかなヨガでも体が辛くなるという中、YURUKUと出会ってくださいました。

Iさんは、12歳の時に側弯症と診断され、コルセットや手術までには進行していなかったということで、その病院では体操を教えてもらっていたそうです。

でも、「側弯症は治らない」と言われていたことで通院を辞め、側弯を改善させるためにカイロプラクティックに通ったのだとか。

そして、数々のセルフ調整法や身体操作法を長期で学ばれましたが改善に至らず、1年前に手の痺れが出てきたので病院に行くと、頚椎症で即手術と言われたそうです。

そんな中、YURUKUと出会ってくださいました。

レッスンを受けたら治りますか?

※画像はフリー写真です。

どのような症状の方であっても、「レッスンを受けたら治りますか?」というご質問をいただいた場合の私の答えは「No」です。

お体の歪みが強く不調が多い方ほど、各関節のねじれも日常動作のクセも強いです。

日常動作のクセは、自分では気づきにくいもの。
どういうクセがあるのか、どういう動作だと良いのかということは頻繁にお伝えするので、皆さん頭ではわかっておられるのですが、日々の生活の中でそのクセが出た時に気づき修正できるようになることが重要なのです。

また、今までのお体の歪みにより、関節や筋肉の動きが悪くなっている場合が多く、良い動作に修正したくてもその動きができなかったり、うまく良い状態になる箇所と頑固に動いてくれない箇所が混在することもあるため、並行し調整していくことも必要です。

レッスンで、ご自身のお体のことを知る・クセに気づく・気づいたら修正することについてのアドバイスを全力でさせて頂いていますが、根本的に改善させていけるのは他の誰でもなくご本人だけなので、「これで良くなる」とか「いつ治る」などとは言えないのです。

数あるメソッドの中からYURUKUを見つけ、希望を持ちお問合せ頂いているにも関わらず、私は調子の良い言葉を並べて受講していただこうという気が全くないのです。
きちんと本当のことをお伝えすることがお互いのためだからです。

なので、受講されるかどうかは、ご受講生がYURUKUとどう関わって下さってきたのかを知ってご検討いただきたいので、ご受講生の声や症例記事を書いています。

頻繁なHelpメッセージ

KさんとIさんが受講されているオンラインパーソナルレッスンコースは、月1回のマンツーマンレッスンと、毎月個別にお渡しする動画とLINEでのご質問への回答でサポートさせて頂いています。

お二人とも、はじめの数カ月は、頻繁にHelpメッセージを送ってこられました。
なぜなら、ご自身で取り組むと、上手くいかなかったりどこかが痛くなったりして、不安になられていたからです。

でも、徐々にHelpメッセージが減ってきて、ご自身で痛みを逃がしたり修正できるようになっていかれ、最近では次のレッスンまで1度もHelpメッセージが無いことが増えてきました。

そして、Kさんはレッスンを受講されてから1年経った頃、Iさんは7カ月経った頃、これまで味わうことができなかった感覚が掴め、動けるようになってきたことと、体が楽だと感じられらようになってきたことに大変喜ばれ、レッスン後にメッセージをお送りくださいました。

お二人とも、同じように悩まれている方にYURUKUに出会ってほしいと、ご紹介することを快く許可してくださいました。

Kさんからのメッセージ

Noriko先生、今日もどうもありがとうございました!

初めて意外と簡単に動作ができたので自分でびっくりしました。
大分身体が変わってきたんだなぁと感慨深いです。
明日からまた新しい練習にゆっくり取り組みます。

とにかく捻じれまくってしんどくて壊れかけていた私を、忍耐強く優しく指導して下さってありがとうございます!

今日の話にあったヨガもですが、今までの人生で運動系は何一つまともに習得出来た事がないのですが、これからYURUKUの身体作りと歩く事だけは極められたらな、ってほのかな希望を抱いています。

メッセージのご紹介のお願いをした後のお返事

もちろんです!
誰かの励みになるならほんとに嬉しいです。

悲願の13カ月目で、やっと私は一つの効果的な動きがまともにできるようになったわけなので、5分で完璧とか、一つの動きで良くなる!なんていうのは、私のような捻じれまくった側弯症の人には、マジで詐欺にしか聞こえないですよー。

だって、椅子ゆるくで手をブラブラ振っただけでしばらくあちこち痛くて辛かったくらいですから。
80歳の方ができて楽になっているのに、なぜ私はできないんだろう。。。と悩みました。

冗談抜きで、Noriko先生がニッチでいてくれなかったら、私のような人たちは一生痛みや不調から抜け出せず苦しんで生きていくしかなくなります。

何で痛いんだろう?何で何をやってもダメなんだろう?と苦しいだけで、文字通り身動きが取れない。

だからどうかYURUKUの一部(パーソナル・コンプリートコース)はずっとニッチでいてください!

Iさんからのメッセージ

先日は有難うございました。
写真や、動画、解説も有難うございました。

習った事を毎日行っていますが、何と寝る時に仰向けが一番楽で気持ち良いという状態になっています。

こんな簡単な動作の不自然さが身体に負担をかけていたとは大変驚いています。
内股は本当に侮れなく恐ろしいと感じました。

このような事を見抜けて、技を持っていて教えられるのはNoriko先生しかいらっしゃらないですね。

無駄な力が大分抜けて穏やかな気持ちになります。
本当に有り難いです。
毎日続けて、習慣づけようと思います。

心強いです!毎日こつこつやっていきます。
身体が楽なので、やらなければではなく自然としたくなります。

因みに、〇〇〇〇〇〇(ある有名な身体操作メソッド)では、私は太ももの前側に緊張がある、両足を外側に放り出すような歩き方をしていると言われました。

「それを直すにはどうしたら良いですか?」と質問したら、「頭が上部から引っ張られているような感覚を持ちながら歩く。歩く時に、そういう歩き方(両足を外側に放り出すような歩き方)をしない意識をする。」とアドバイスを頂きましたが、やってみてもそういう風にはなりませんでした。(※なぜそうなるのか理由があり一般的な良い姿勢の意識だけでは解消されません)

先生自体がどういう理由でそういう風になっているかも理解していないので、正確に教えるのは難しい状況だったと思います。

筋反射では施術をすることで、体が自動的にバランスを取り戻すという感じで、あとは身体任せという感じでした。

感覚を磨くという事を教えられる先生にはNoriko先生以外にはお会いしたことがありません。

引き続きよろしくお願い致します。

ニッチなレッスン

Kさんのメッセージに「ニッチな」とありましたが、「ニッチ」とは隙間のことです。

パーソナルレッスンでは、多くの方が手を出さない内容でレッスンを行っています。

一度も体感したことがないことを再現することは難しいので、どうすれば体感して頂けるのか・・・どうすれば感覚のズレに気づいて頂けるのか・・・その方法をご受講生ごとに考えており、私の体でご受講生のねじれを再現して、体のバランスが変わっていく様を客観視して頂くこともよくあります。

引き続き、KさんとIさんにもっと笑顔になって頂けるようにサポートさせて頂きます。

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